晴れた日には、岩の上で音楽を

写真に、音楽に、梅酒に…、気に入ったものを書きとめています。

ブログのために『お気に入り』を見つけたくはないけれど、視野は広がる。

私がブログを始めたのは、自分の『お気に入り』をまとめる場所が欲しかったから。

 

今まではPCのフォルダに撮影した画像がつらつらと並んでいたけれど、それじゃ味気ない。そして、カメラ初心者の私はむしろ失敗画像のが多い…。

 

その点ブログは、デザインを選んで、画像を放り込んで、拙い文章を書いて、そんなに手間もかけずに、それらしい『お気に入り』サイトを作ることができる。

 

が、しかし、そうそう毎日『お気に入り』が見つかる訳でもなく、うっかりすると更新が滞って、そしてそのままフェードアウト~、という事態になりそう。。。

 

それは避けたいし、少なくとも3日に1度位は更新したい。

 

という事で、ブログを始めてからは、意識的にだったり、無意識にだったり「ネタ探し」が頭の片隅にある。

 

そこに矛盾を感じる。

 

『お気に入り』をまとめたくてブログを始めたのに、ブログにのせるために『お気に入り』を探すのは本末転倒じゃないのか?ってこと。

 

そしてそうやって見つけた『お気に入り』は、本当に自分の『お気に入り』なのか?ってこと。 

 

これは、永遠に解決しないであろう私の課題…。

 

ただ、「ネタ探し」が頭の片隅にあるからこそ、今まで興味のなかったものが『お気に入り』になることもある。

 

今朝、散歩途中に見つけた朝顔がまさにそう。

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ブログをやっていなかったら、ただ通り過ぎてただけだった。むしろ朝顔が咲いていることにも気づかなかったと思う。

 

でも、ブログを始めて「ネタ探し」が頭の片隅にあるから、綺麗な朝顔がある事に気づいたし、撮影してみたくなった。そして花の撮影も楽しそうだと思った。うまく撮りたいと思った。

小学校の朝顔の観察日記なんて、ろくに記憶にも残っていないのに。

 

ブログを「見てくれる人がいるかもしれない!」という思いは、良くも悪くもプレッシャーになる。

 

プレッシャーが悪い方に作用したとき、私は『まやかしのお気に入り』を掲載してしまうのだと思う。

 

しかし、プレッシャーを良い方向に持って行けたなら、視野が広がって、自分の『お気に入り』を増やすことができるのかもしれない、と朝顔をみて思った。

 

それにしても、スマホの撮影には限界がある。

視野を広げるためには、散歩といえども、せめてコンデジを携帯しようと思う。

【長野観光】小諸城址・懐古園 ~風情ある公園~

長野県小諸市にある懐古園を訪れました。

日本さくら名所100選の一つで、春には桜が美しく、秋には紅葉まつりで賑わいます。

 

ちょうどその合間のこの時期は、緑の美しい懐古園でした。

 

駐車場から少し歩くと、城址だけあって「三の門」と石垣がどっしりと構えています。この画像は門の裏側で、門をくぐって向こう側が正面になります。

 

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園内、苔と緑の雰囲気が良いです。歴史好きな方は跡地を、そうでない方も自然散策を楽しめます。

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なぜか園内に弓道場が。雰囲気に溶け込んでいますが、施設自体は新しそうで弓道をされる方が準備をしていました。

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懐古神社懐古園の中には歴史を感じる場所が多々あります。

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神社の横には、趣ある食事処が。

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そしてなぜか…懐古園の奥には小さな小さな動物園が。

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様々な要素が盛り込まれた懐古園。しかし、どれも趣ある佇まいでのんびり散策するのにぴったりです。

また、紅葉まつり(もみじまつり)を行うだけあって、たくさんの「もみじ」がありました。今回はグリーンの「もみじ」だったので、特に撮影はしなかったのですが、色づいたら絶景の撮影スポットになりそうな場所も多々あり、秋にも訪れてみたいものです。

 

上を向いて。

はてなブログって、夏のフォトコンを毎年開催しているんですね。今年の夏からブログを始めたので知りませんでした。

 

2ヶ月前の自分の気持ちをすっかり忘れていましたが、このブログは自分の『お気に入り』を集めたくて始めたんですよね。そして現在『お気に入り』を写真に残すべく、カメラ勉強中です。

 

だったら、夏のフォトコンに応募しなければ!

という事で、「2017年の夏」を感じる画像で、今週のお題はてなブログ フォトコンテスト 2017夏」に応募したいと思います。

 

私の「2017年の夏」を感じる画像がこちら。題して『上を向いて。』です。

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2017年の夏。

毎日雨だったんじゃない?って言うくらい雨続きでしたね。

山へ行くのが好きな私も、今年は家にひきこもる日が多かったです。

下界の天気は曇りでも、山では雲の中で大荒れ!って事が少なくないので、曇りの日も油断はできず、下界の観光地へお出かけしました。

 

そんな中訪れたのが、山梨県北杜市にある「明野のひまわり畑」。

晴れの日だったら登山に出かけてしまうので、中々訪れる機会もなかったと思います。今年の雨続きの夏だからこそ、訪れた場所でした。

 

背丈位に伸びたひまわりですが、例年はもっと高く伸びるそうです。そして今年は向日葵の花が下を向いていますね。

そう!それもこれも今年の夏の天気のせい!

太陽を見る事が少なかった今年の夏、ひまわりも心なしかしょんぼりしているように見えますね。

 

だから『上を向いて。』って声をかけたくなったのです。

と同時に、今年の夏、あまりの雨続きに登山に行けなかった私にも『太陽出ないんだから仕方がないよ』って言ってくれているようで、少し元気をもらいました。

暗がりで、ホントに光る!ヒカリゴケ

雰囲気の良い苔を見ると、ついつい写真を撮ってしまいます。しかし、苔の事はさっぱり。せっかくブログをやっていることですし、これを機に被写体になっていただいている『苔』について、ちょっと勉強したいと思います!

 

で、さっそく苔の本を読んでビックリ!

日本には、約1,700種類もの苔がいるんだとか…

そして、世界に目を広げれば、約1万8000種類にもなるんだとか…。

 

前途多難な予感がしつつ、本を読み進めると…まず最初の関門は

本物の苔なのか苔のそっくりさんなのかを見分ける事だとか…。

 

という事は…もしかして…今まで私が苔だと思って撮影してきた画像は?もしかして苔じゃないのかも!? w( ̄Д ̄;)w

 

とんでもない事に手をつけてしまいました。。。

そんな訳で、いつまで続くか分かりませんが、一応、苔の勉強初めてみました。

 

まずは、こんな無知な私でも、暗がりで見れば一目瞭然のヒカリゴケを見てきました。 

 

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ヒカリゴケ(蘚類 ヒカリゴケ科)

 

岩と岩の奥に隠れたヒカリゴケが、蓄光シールみたいな感じで光ってます。

写真では分かりにくいでしょうか?

 

光り方は蓄光シールみたいなんですが、ヒカリゴケが光る理由は蓄光ではありません。

 

ヒカリゴケは、レンズのような細胞をもっていて、そこに光があたって反射して光って見えるそうです。

 

 

光ってくれるヒカリゴケは判別がしやすいのですが、その他の苔はもうさっぱり分かりません!

苔観察の為に買ったルーペで苔を観察してみても…本当にさっぱり分かりません。

 ルーペって、子供の頃に馴染み深い虫眼鏡タイプじゃなくて、紐を通して首にかけられるやつです。

 

道のりは長いですが、判別出来た暁には!また苔記事を書きたいと思います

大雪渓から白馬岳へ♪ ~2日目~

晩夏の晴れに、大雪渓から白馬岳へ!

白馬山荘に宿泊し、2日目は早朝に山小屋を出発しました。

 

1日目はコチラ↓

iwaon.hatenablog.com

 

日の出10分前の景色。三脚を持ってきていない&下山中なので、まだ暗くて少し手ブレしてしまいました。。。カメラが補正してくれるとは言え、さすがに日の出前は限界がありました。

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日の出直前、遠くに富士山が!!

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日の出前のシルエットの風景、良いですよね~♪

 

日の出直後、同じ白馬山荘に宿泊された皆さんは山頂近くでご来光を迎えていることでしょう…。私は、一人下山中。

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ご来光の瞬間は見えなくても!だからこそ、山の斜面が赤く染まる瞬間を独り占め♪この斜面が黒から赤、そして緑に変わる様子はとっても素晴らしかったです!また機会があれば、動画で撮影したいですね~。

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登山道の途中で、一人味わうご来光。

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稜線を振り向けば、赤く染まる巨大岩と青空♪見たことないんですが…白馬岳のエアーズロックだ!と思いました。

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日の出、30分後位。光に照らされた植物が色づき始めました♪右手前のお花が印象的でした。ミヤマシシウド?ハクサンボウフウ?それとも別の何か?

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ご来光後なのに「また辺りが暗くなった!」と思ったら、昇っていく太陽が細長い雲に隠れたタイミングでした。光芒がキレイです♪

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上を見上げると、杓子岳の上空にモコモコ雲ができていました。

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ご来光前後は山の表情が色々と変わって、とても素敵でした!

あとは大雪渓のクレバスに気を付けながら、ひたすら下山。

 

最後に見納めの大雪渓をパチリ。やっぱり大雪渓には青空が似合いますね。

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今までは『頂上など、どこか一か所でご来光を待つ』事が多かったのですが、今回は下山中、おかげで朝の山の変化を見る事ができました。今回の山行で、すっかりご来光前後の山の魅力にとりつかれてしまいました♪

大雪渓から白馬岳へ♪ ~1日目~

今年の夏は雨ばかり…。しかし、9月に入ってようやく晴れの日が増えてきましたね♪そこで!1泊2日で白馬岳へ行ってきました。

 

ルートは色々悩みましたが、白馬岳の名物?大雪渓から。日本三大雪渓の一つで、夏でも雪がたくさん残っていました!

 

朝の5:30頃に登山口である猿倉を出発。1時間くらい林道を歩きます。林道からは稜線と、雲が多いながらも青空が見えていて期待が高まります!

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ぼさーっと歩いているうちに、白馬尻小屋に到着しました。この小屋、毎年秋には解体して、夏前に再度建てているそうです。というのも、大雪渓は冬は雪崩の巣で、小屋があっても結局壊れてしまうんだとか…。怖いですね…。

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白馬尻小屋の休憩ベンチから、これから歩く大雪渓を見上げます。稜線遠いですね~!そして9月にもなると雪がかなり減っています。晴れている日はここからの景色も気持ちが良いので、ここをゴールにハイキングに来る方も少なくないそうです。紅葉シーズンには山肌が赤や黄色に染まるらしいので、往復3時間くらいなら手軽に来られて良いですね♪

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白馬尻小屋から少し歩いて、お待ちかねの大雪渓!夏なのに…一面の雪。涼しいかと思ったら、この日は太陽の威力が強いうえに風もなく、暑かったです!しかし、日によって体感温度がかなり違うらしいので、防寒装備は必須です。

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雪渓途中にクレバスが!真っ二つに割れています…。落ちたら死んじゃいますね。気を付けて歩きます。

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雪渓を登り切って振り返ると、上部にも雪に亀裂が!雪渓って結構不安定なものなんですね~。雪の溶け方(?)によって安全なルートが変わるそうなので、ちゃんと見極める力が必要みたいです。

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いつの間にか辺り一面のガスに覆われてしまいました。ガスに浮かぶ雪が迫力あります!

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大雪渓からしばらく登ると、さすが花の白馬岳!お花がいっぱい出てきます!

コチラは綺麗な紫が印象的な、ミヤマトリカブト。いっぱい咲いてました♪

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ハクサンフウロの群落もありました♪

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ちょっと毒々しい色に形のタカネナデシコ

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そして、稜線にはトウヤクリンドウがいっぱい!もう秋なんですね~。これ以外にも色々なお花がいっぱい咲いていました♪

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お花に誘われて歩いているうちにガス地帯=雲の中を抜けたようです。目の前には本日お世話になる白馬山荘が。とっても大きいです。奥に見えるのが山頂ですね♪

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ホテルみたいな佇まいでしたが、近寄ってみるとやっぱり山小屋感が漂っていますね。

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雲の上へ抜けて…歩いてきた方向を振り返ると、雲海に浮かぶ剱岳(右)と立山(左)が♪本当に高い位置まで雲があるようで、ちょこんとしか見えていませんね。

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杓子岳(左)と白馬鑓ヶ岳(右)のさらに右奥のとがった山、分かりますかね?ちっちゃくて分かりにくいですけど、槍ヶ岳です!来て良かったです♪

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白馬山荘の目の前に迫力ある山、旭岳と言うそうです。雲と太陽で幻想的です♪

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さすがに3,000m近くは夕暮れ時ともなると冷え込んできます…。ダウンを着て散策しました。

 

1日目は、大雪渓・お花・景色、と思う存分満喫しました♪

2日目も大雪渓を下ったのですが、その記録はコチラ↓

iwaon.hatenablog.com

 

日本の原風景、姨捨の棚田へ♪

 長野県千曲市にある、姨捨の棚田を見てきました。『日本の棚田百選』の一つだそうです。日本にはいろんな百選があるんですね。

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秋の収穫前、稲穂が青々と実っていました。その向こうには、千曲市の町並みと山々が見えます。

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まさに日本の原風景、という感じです。

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映画やドラマのワンシーンで出てきそうな景色ですよね~。

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春には水田に映る月が美しく『田毎の月』の撮影スポットとしても有名です。見てみたいですね~♪

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のんびり撮影と景色を楽しみ30分以上かけて散策、その途中に野焼きが始まりました。

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ちょっと分かりにくい場所ですが、駐車場もあります。車でない方は、姥捨駅から歩く事もできます。長野北部で田舎の風景を満喫できるおすすめのスポットです。