白いニョキニョキが可愛い♪スギゴケさんに出会いました♪(たぶん…)
乗鞍高原を散策中に出会った苔。登山道でよく見かける苔です。
緑の葉っぱから伸びるニョキニョキが可愛らしく、正体は分からずともこれまでも何度も撮影していました。
せっかくコケ図鑑を入手したので調べてみると、どうやらスギゴケのようです。
図鑑に載っていたスギゴケのからだによく似ています。図鑑をそのまま載せる訳にもいかないので、スギゴケのからだを勉強がてら自分で書いてみました。
蘚類スギゴケ科の中にもいろんな種類がある訳で、胞子体と標高1,500m付近で見つけたことを考えると、セイタカスギゴケっぽいのですが…。
なんだか葉っぱが違うような???
苔って、乾燥しているときと湿っているときで見た目が違うこともあるらしく、図鑑の写真だけでは判別できません。
そのため、生き生きした苔を見るためには霧吹きが欠かせないようです。
苔観察って、思ったより奥が深いです。
私が魅かれていたニョキニョキの正体は、スギゴケの女の子が成長してできた胞子体だったんですね~。
胞子体ができる時期は、春か秋が多いそうです。秋は紅葉にばかり目を奪われていましたが、こんな足元にもしっかり秋が到来しているんですね。
なんだかちょっと感動です♪
胞子体の中にある胞子が成熟すると、胞子が風にのって飛んでいき、スギゴケさんが増えていくようです。
といっても、飛んだ先が苔の成長に不適切な場所だと育てないようです(ノ_-。)
そして、雄株になるか、雌株になるかは、胞子の時点で決まっているんだとか!
調べてみると苔も面白いですね~。
しかし、胞子体や葉っぱをルーペで観察しようと一か所でしゃがんでいると、けっこう足腰にきます。
そして何より、…超怪しい!!
苔観察が好きな人って結構いるらしいのですが、そんな怪しい人を登山道で見たことが全くありません。
神社や公園も苔の宝庫なのですが、公園でそんなことをしていた日には…そのうち通報されやしないかと心配です。
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