晴れた日には、岩の上で音楽を

写真に、音楽に、梅酒に…、気に入ったものを書きとめています。

紅葉の絨毯が素晴らしい、安達太良山へ。

秋になると、登山雑誌は紅葉特集でいっぱい!

そんな中、何年も気になっていたのが安達太良山

斜面一面が紅葉した写真を見て、「いつかは訪れたい!」と思っていたお山です。

 

そして今回、行ってきました!

 

ゴンドラで楽して上部まで行き、10分程歩くと…いつも写真で見ていた紅葉の絨毯が目の前に!

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…ギブミー青空!!

多くのカメラマンが三脚を立て、青空&太陽の出待ちをしていました。

が、はるばる来た私は、山頂を含めて色々と歩いてみたいので、そそくさと展望スポットを後にします。

 

最盛期より少し早いようですが、晴れの予報が出ていたので、かなり多くの皆さんが紅葉ハイクを楽しんでいました。

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山頂手前、谷間の紅葉がとってもキレイで開放的です♪

個人的には展望スポットよりもコチラの谷間の紅葉の方が気に入りました♪

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安達太良山の山頂からの和尚山。あちらも斜面一面の紅葉です。

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山頂から10分ほど進むと、これまでの紅葉とは打って変わって、荒涼とした火口が現れました。右側は紅葉斜面、左側は木も生えない火口、と安達太良山は見どころがたくさんあります!この火口にはかなりビックリしました!

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くろがね小屋周辺の紅葉も素晴らしいという事だったので、帰りは、右下に映るくろがね小屋を経由して、ゴンドラを使わずに下山しました。こちらは黄葉が多い印象です。

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くろがね小屋を通過して振り返ると、見事な紅葉トンネルの登山道です♪

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最初の展望スポットの「ギブミー青空!!」という祈りが通じたのか、最後にはキレイな青空が出現してとても素晴らしい紅葉ハイキングになりました!

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安達太良山は、雑誌の紅葉特集で見ていた通り、素晴らしい紅葉のお山でした。

 

全山紅葉を見たことがない方には、ぜひぜひオススメしたいお山です!

それに、普段山に登らない方でも、ゴンドラを使えば展望スポットまでは10分!下山にもゴンドラを使えばスニーカーで行ける位お手軽なので、ぜひこの紅葉の絨毯を堪能して欲しいです!!

紅葉と広大な火口が素晴らしい、福島県・浄土平へ。

秋色の福島県・浄土平へ行ってきました♪

山の斜面が一面に紅葉する姿も素晴らしかったのですが、荒廃した大地!?的な景観にも驚きました!

 

浄土平までは、車でお手軽に。しかし、せっかくなので徒歩10分程で登れる吾妻小富士へ。登りきると、突然目の前に広がる…これは火口!?お鉢めぐりをしている人が小さく映っているのが分かりますでしょうか?

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40分位かけてお鉢めぐりをします、火口斜面の紅葉が綺麗です♪

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上から見ると、すごい所に車道が通っているのが分かります。…日本じゃないみたい。

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山の斜面一面の紅葉と、そこを走る車道。山道紅葉ドライブが楽しめますね♪

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斜面の紅葉に迫る雲。

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吾妻小富士から降りてきたら、浄土平付近を少し散策。ススキの輝く木道を歩きます。

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足元には紅葉した下草のオブジェ。

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皆さん秋色の浄土平散策を楽しんでいらっしゃいました。

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福島県を訪れる機会があれば、行っておきたいおすすめスポットです! 

 

紅葉はじめの唐松岳へ。

いったい、なんど唐松岳に行ったら気が済むの?

っていうくらい今年は八方尾根にお世話になっています。

まぁ、近くてお手軽なのでしょうがないです…。

 

それに!そろそろ北アルプス北部は紅葉かも!?という期待もありまして。

 

そして!紅葉がはじまったばかり!の八方尾根を堪能してきました♪

 

リフト乗り継ぎ場からの景色。いい色してますね~♪期待も高まります!

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八方池までの尾根も色づいています♪ただ、今年の夏に雨が多かったせいか、葉っぱの発色がイマイチのような…。結構焼けちゃってるような葉っぱが多いです。

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八方池と不帰ノ嶮。風が出て残念ながら逆さ不帰は見られませんでした。

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紅葉のナナカマドから丸山を見上げます。疲れが吹き飛びますね♪

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チングルマは果穂になっていました。青空を背景に。太陽に照らされてキラキラ♪キラキラ♪心の中で何度も「風よ止まれ!」と唱えて撮影しました。

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登山道わきに鮮やかな紅葉♪紅葉は青空に映えますね。

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緑に混ざって、ちらちらと紅葉が始まっています。これからの時期、綺麗でしょうね~♪

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紅葉を行く登山者。

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唐松岳山頂を望みます。この辺りはまだ緑ですね。

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唐松岳山頂から、雪の残る唐松沢を見下ろします。斜面の紅葉が少しずつ始まっています。今回の山頂では、白馬岳方面、剱岳方面、五竜岳方面、すべてにガスがかかり全滅でしたので…唐松沢が一番迫力がありました♪

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岩の隙間に紅葉する高山植物。もう少し太陽光が欲しかったなぁ(><;

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下りの時間には雲が多くなり、太陽が隠れてしまいましたが、ときおり光があたると斜面の紅葉がとてもキレイ♪こちらは八方池付近の斜面。

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紅葉を行く登山者Part2。八方池の木道にて。

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ガスで山並みはほとんど見られませんでしたが、紅葉がはじまったばかりの唐松岳、とっても良かったです♪

全面、赤や黄色に染まる尾根も素晴らしいですが、緑の中の紅葉も素敵です!

いよいよ紅葉シーズン突入ですね!

乗鞍高原で、のんびりまったり静かなハイキング♪

台風一過の行楽日和という事で、乗鞍高原に行ってきました♪

 

休暇村の駐車場に車を止めて、牛留池辺りの遊歩道を、まったり3時間ほどお散歩♪快晴だったので賑わっているかと思いきや、牛留池から少し奥へ進むと、ほとんど人に会いませんでした。

 

紅葉にはさすがに早すぎるようで、緑と苔の美しい遊歩道です。

しかし、辺りをよ~く見てみると、ごくごく一部、葉っぱの色が赤に変わってきている木もありました♪

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切り株に根付いた苔と植物に癒されます♪こういう小物が豊富な遊歩道でした。

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牛留池から乗鞍岳この池では、条件が整うと逆さ乗鞍岳が見えるようです。下草の色が秋を感じさせますね~♪

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牛留池近くの謎の巨木。なんでこんな形になるんでしょうね~?

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「上から何かが落ちる音がする…」と思ったら、ホシガラスらしき鳥が食事中でした!私が聞いた音は、どうやら彼(彼女?)が食べカスを落とす音だったようです。

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望遠レンズ…もってきてない~( ノД`) 毎回、詰めが甘いです…。鳥がいるの、分かりますか?

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上の画像、食事中のホシガラスを拡大してみました。

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苔やら鳥やら、のんびり散策を楽しんでいると、乗鞍岳の展望が良い場所に出ました。左寄りのとんがったのが、乗鞍岳(剣ヶ峰)です♪

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乗鞍高原では、フォトコンテストを開催しているようです。

帰りに乗鞍観光センターに寄ってみたら、フォトコンテストの候補作品がたくさん飾ってありました。どうやら、気に入った写真に投票ができるようです。

 

春・夏・秋・冬、と四季にわけて展示されていて、とても見やすかったです。

次は「こんな景色を見に来たい!」と思う写真も多く、また時期をかえて訪れたいと思いました♪

大雪渓から白馬岳へ♪ ~2日目~

晩夏の晴れに、大雪渓から白馬岳へ!

白馬山荘に宿泊し、2日目は早朝に山小屋を出発しました。

 

1日目はコチラ↓

iwaon.hatenablog.com

 

日の出10分前の景色。三脚を持ってきていない&下山中なので、まだ暗くて少し手ブレしてしまいました。。。カメラが補正してくれるとは言え、さすがに日の出前は限界がありました。

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日の出直前、遠くに富士山が!!

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日の出前のシルエットの風景、良いですよね~♪

 

日の出直後、同じ白馬山荘に宿泊された皆さんは山頂近くでご来光を迎えていることでしょう…。私は、一人下山中。

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ご来光の瞬間は見えなくても!だからこそ、山の斜面が赤く染まる瞬間を独り占め♪この斜面が黒から赤、そして緑に変わる様子はとっても素晴らしかったです!また機会があれば、動画で撮影したいですね~。

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登山道の途中で、一人味わうご来光。

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稜線を振り向けば、赤く染まる巨大岩と青空♪見たことないんですが…白馬岳のエアーズロックだ!と思いました。

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日の出、30分後位。光に照らされた植物が色づき始めました♪右手前のお花が印象的でした。ミヤマシシウド?ハクサンボウフウ?それとも別の何か?

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ご来光後なのに「また辺りが暗くなった!」と思ったら、昇っていく太陽が細長い雲に隠れたタイミングでした。光芒がキレイです♪

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上を見上げると、杓子岳の上空にモコモコ雲ができていました。

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ご来光前後は山の表情が色々と変わって、とても素敵でした!

あとは大雪渓のクレバスに気を付けながら、ひたすら下山。

 

最後に見納めの大雪渓をパチリ。やっぱり大雪渓には青空が似合いますね。

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今までは『頂上など、どこか一か所でご来光を待つ』事が多かったのですが、今回は下山中、おかげで朝の山の変化を見る事ができました。今回の山行で、すっかりご来光前後の山の魅力にとりつかれてしまいました♪

大雪渓から白馬岳へ♪ ~1日目~

今年の夏は雨ばかり…。しかし、9月に入ってようやく晴れの日が増えてきましたね♪そこで!1泊2日で白馬岳へ行ってきました。

 

ルートは色々悩みましたが、白馬岳の名物?大雪渓から。日本三大雪渓の一つで、夏でも雪がたくさん残っていました!

 

朝の5:30頃に登山口である猿倉を出発。1時間くらい林道を歩きます。林道からは稜線と、雲が多いながらも青空が見えていて期待が高まります!

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ぼさーっと歩いているうちに、白馬尻小屋に到着しました。この小屋、毎年秋には解体して、夏前に再度建てているそうです。というのも、大雪渓は冬は雪崩の巣で、小屋があっても結局壊れてしまうんだとか…。怖いですね…。

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白馬尻小屋の休憩ベンチから、これから歩く大雪渓を見上げます。稜線遠いですね~!そして9月にもなると雪がかなり減っています。晴れている日はここからの景色も気持ちが良いので、ここをゴールにハイキングに来る方も少なくないそうです。紅葉シーズンには山肌が赤や黄色に染まるらしいので、往復3時間くらいなら手軽に来られて良いですね♪

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白馬尻小屋から少し歩いて、お待ちかねの大雪渓!夏なのに…一面の雪。涼しいかと思ったら、この日は太陽の威力が強いうえに風もなく、暑かったです!しかし、日によって体感温度がかなり違うらしいので、防寒装備は必須です。

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雪渓途中にクレバスが!真っ二つに割れています…。落ちたら死んじゃいますね。気を付けて歩きます。

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雪渓を登り切って振り返ると、上部にも雪に亀裂が!雪渓って結構不安定なものなんですね~。雪の溶け方(?)によって安全なルートが変わるそうなので、ちゃんと見極める力が必要みたいです。

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いつの間にか辺り一面のガスに覆われてしまいました。ガスに浮かぶ雪が迫力あります!

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大雪渓からしばらく登ると、さすが花の白馬岳!お花がいっぱい出てきます!

コチラは綺麗な紫が印象的な、ミヤマトリカブト。いっぱい咲いてました♪

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ハクサンフウロの群落もありました♪

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ちょっと毒々しい色に形のタカネナデシコ

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そして、稜線にはトウヤクリンドウがいっぱい!もう秋なんですね~。これ以外にも色々なお花がいっぱい咲いていました♪

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お花に誘われて歩いているうちにガス地帯=雲の中を抜けたようです。目の前には本日お世話になる白馬山荘が。とっても大きいです。奥に見えるのが山頂ですね♪

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ホテルみたいな佇まいでしたが、近寄ってみるとやっぱり山小屋感が漂っていますね。

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雲の上へ抜けて…歩いてきた方向を振り返ると、雲海に浮かぶ剱岳(右)と立山(左)が♪本当に高い位置まで雲があるようで、ちょこんとしか見えていませんね。

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杓子岳(左)と白馬鑓ヶ岳(右)のさらに右奥のとがった山、分かりますかね?ちっちゃくて分かりにくいですけど、槍ヶ岳です!来て良かったです♪

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白馬山荘の目の前に迫力ある山、旭岳と言うそうです。雲と太陽で幻想的です♪

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さすがに3,000m近くは夕暮れ時ともなると冷え込んできます…。ダウンを着て散策しました。

 

1日目は、大雪渓・お花・景色、と思う存分満喫しました♪

2日目も大雪渓を下ったのですが、その記録はコチラ↓

iwaon.hatenablog.com